2012年7月13日金曜日

好きな作品だけに色々想像力をかき立てられます。

「耳をすませば」の僕のアイディアです。

最初に雫は、眼鏡をかけた地味な女の子。友だちの夕子は社交的で男友達も多いが、雫はいつも図書室に入り浸っていて、物語の世界に心をめぐらせている。将来は童話作家になることが夢だといって、現実の勉強も身が入らない。
彼氏をつくったらという夕子のアドバイスにも引いてしまう。

そんなとき自分と同じ本を読んでいる聖司という人がいることを知る。彼女の想像はひろがって素敵なジェントルマンを想像してしまう。

そんなときに、ある男の子に自分の書いた詩を見られて恥ずかし思いをする。その男の子を恨む。

ある日、市の図書館にいく途中猫にあって、追いかけていくと洒落た古道具屋さんがある。そこのご主人のおじいさんと仲良くなる。
そこに置いてある猫の人形が気になる。
自分は将来、童話作家になりたいのだとおじいさんに打ち明ける。
この猫とお喋りできたらいいのになとつぶやく。

おじいさんは「耳を澄ますてごらん、きっと聴こえるよ」と微笑む。

さっきの男の子がきて、実はおじいさんの孫だということがわかる。しかし、雫は意地を張って「あなたみたいな野蛮な人は好きじゃないの、私には別に好きな人がいるんですからね。あったことはないけど、必ず存在しているのだから」という。

雫が一人で帰ろうとした時、男の子は送っていくよという。雫は「いい」とむくれるが男の子は自転車であとをついていく。

そこで危うく交通事故にあいそうになって、男の子は雫をたすけて怪我をする。雫は大丈夫と心配する。そこで名札を見てこの子が聖司だと知る。

そこから関係が微妙に変わっていく。雫の中に何か暖かいものが生まれてきた。恋心。

またある日、古道具屋さんで猫の人形を見ている。「耳を澄ませばか・・・」とため息をつくとかすかにバイオリンの音が聴こえてくる。音のなる方にいってみると。聖司が弾いている。「すごーいバイオリンが弾けるんだ」「まあね、これくらいしか取り柄がないからね」

しばらく仲のよい日が続いた。彼女は日記に「好きな人ができました」と書く。

しばらくして、聖司はその才能を生かしてイタリアに留学することになることをしる。
聖司は雫と別れたくなかったが、親の英才教育のせいでいかされることになる。

雫は動揺してしまう。どうしようと思い、自分も昔からの夢を実現すべく童話を書くことを決める。

彼は、図書館でいつも童話を借りている人がいることがわかってその人の読みそうなものを負けずに読んでやろうと思っていた。それが雫だったと告白する。

「どうしてもいっちゃうの?」「うん、こればかりはしょうがないんだ」「立派なバイオリニストになってね」「お前も、立派な童話作家になって俺を驚かせてくれよな」「約束するよ」
見晴らしのいい場所にすわって「たのしかったな。でも短かった」「ううん。私にはすごく長く感じられた」「俺のことを忘れるなよ。そうだ、この人形。お前にやるよ」「でもそれおじいさんの宝物でしょ」「ものは一番欲している人にもらわれるのが一番幸せなんだってのがおじちゃんの口癖だよ」「ありがとう。そろそろ時間だね」「あ、見て朝日が」「本当だきれい・・・」「雫」「?」「俺はお前が好きだ。だから、待っていてくれないか、将来立派なバイオリン弾きになって帰るまで」笑って「もちろん。私のことも期待していてね」「ああ」見つめ合う二人。キスをする。「もういかなきゃ」と自転車で去っていこうとする。「じゃーね!待ってるからね!あなたの音色はいつも聴こえる。耳を澄ませば・・・」
雫の帰り道晴れ晴れとした表情。エンディングテーマ「カントリー・ロード」日本語版。

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